ヒラツカンデストロイヤー

偉業を成すのも小さな一歩から

10年勤めた会社を辞めるにあたっての後輩への言い残し

タイトルに言い残しと入れていますが、ちゃんと伝えて出てきました。

以下、辞めることを会社に伝えてから思い浮かぶたびにtxtファイルに書き溜めていたものです。(txtファイルのファイル名は遺言.txtでした) 機密事項はないし、どの職場でも共通すると思うので公開してみます。

■常に+αのアウトプットを意識しよう
常に「指示通り作業をする」の次のレベルであることを心がけよう。

例えば「”経験豊かな派遣さん”と比較された時に何を自分の売りにできるか」を意識すると
同じ作業をする中でも次のようなことを考えられるはず。
    「次回指示者になる」
        次回、同じ作業の指示を自分が行えるようになるには
    「プロセスの改善」
        より早くその作業を終わらせるにはどうしたら良いか
        その作業での間違いを減らすにはどうしたら良いか
    「不確定要素の抽出」
        作業時間のブレが大きくなる要因は何か、取り除けるか、想定に入れるべきか
    「プロセスの自動化・作業者の廉価」
        自動化できるのかどうか、
などなど。

この習慣が身についたら、””の中を同期や先輩、マネージャと置き換えてみよう。
■自分たちの仕事を楽にする工夫をしよう
一番わかっているはずの自分たちを楽にできなくて、お客さんを楽にできるシステムを考えられるのか。
「一番の練習台が自分たちである」と考えてみよう。

※ここでの「楽」は、同じ品質のアウトプットを得るのにかける手間を省くこと
■良くしていこう。部署を超えて
専任の部署が出してきたものに文句を言っているだけじゃ何も良くならない。
自分が何をフィードバックできるか、どういった+αができるか考え、形にしていこう。
■先輩のこともフォローしよう
先輩でも同じ人間。「先輩だから完璧!」なんてことは無い。弱みもあって当然。
先輩の弱い部分を見つけたら進んでフォローしよう。

その先輩が弱い分野を自分の強みにできたらアピールしやすい。
フォローされて怒るような先輩ら、所詮その程度の器だと判定もできる。

最後の先輩のフォローに関して・・・ 最近ながぐつを忘れた政務官のニュースがありましたが、あれもフォローするチャンスなんですよね。 上司がピンチの時に「念のため持ってきておいたので使ってください。うす。」って長靴差し出す部下なんていたらいいですよね?って話です。